オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ハンドルを握りながら、ちょっとクラシックな気分 1

無性に好きな曲のメロディーが聴きたくなるときが、何の予告もなしにある日突然自分に訪れる。まるでしばらく音信の途絶えていた友人と、ばったり街で出くわした時のように。 私は、自家用車を運転している時は、ほとんど音楽をかけっぱなしにしている。まる…

マーチングバンド そのSHARPな音楽世界!

2.マーチングに接する醍醐味 我が国で、始めて吹奏楽に接した人たちは、薩摩藩の人達であったと聞く。開港当時(150年前)横浜市中区妙香寺境内に駐留していた英国軍楽隊の演奏を聴いて、「よっしゃ!」とその気になったのであろう。やがて彼等は日本人…

マーチングバンド そのSHARPな音楽世界!

1.マーチングは、汗と努力の結晶! 本日は、横浜市小学校マーチングバンド発表会のお手伝いで出かけてきた。マーチングバンド?そう子ども達が管楽器を手に、隊形を変幻自在に変化させながら、演奏するあの驚異的なパフォーマンスのことである。 聴いてい…

リニューアルせよ! 男声合唱 ③

芸能の世界には、洋の東西を問わずお決まりの演目というものがある。我が国であれば歌舞伎十八番。太平洋を渡って米国ならデュークエリントン楽団なら「A列車で行こう」だし、グレンミラー楽団なら「イン・ザ・ムード」を演奏しないうちは、客が会場から立…

音楽の教科書に、もっと「わらべうた」を!

建国記念の日である。どうやら日本人は日本国民としてのアイデンティティーを失っているらしく、真摯に日本の伝統文化を継承し、国を愛する心を培うべきであるとの議論が世を席巻している。私などは、国民としてのアイデンティティーを議論する前に、一市民…

勝手に選ぶ手塚治虫 音楽シーンベスト3

本日2009年2月9日は、漫画界の巨匠手塚治虫が亡くなられてから没二十年にあたる日である。いつもの月曜日であれば、こたつに潜り込みながら「水戸黄門」を見て、涙している時間なのだが(五十を過ぎた中年男が勧善懲悪の時代劇に涙しているというのも…

リニューアルせよ、男声合唱 ②

学校を出て、故福永陽一郎先生が湘南地区に自ら創設された男声合唱団に10年余りお世話になっていた。福永陽一郎先生と書くと、天国から「ぼくは、先生していません!」とお叱りを受けてしまいそうだが、およそ生涯にわたり「演奏」することにご自身の生き…

リニューアルせよ!男声合唱!!①

他者に発信された音楽を、メジャーな音楽とマイナーな音楽に類別するならば、見出しにある男声合唱は、どう考えてもメジャーとは言い難い音楽の一つに入ってしまうだろう。 そもそも参加の形態からして、表現する響きから制約を受けているにせよ、男性しか受…