2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧
前回フルトヴェングラー指揮ベルリンフィルによる「運命」の録音について書いたけれど、それと前後して同指揮者でバイロイト祝祭管弦楽団による「第九」の演奏を聴いている。 これまた、名盤中の名盤と評価されている演奏で、ライブによる演奏の迫力・会場の…
クラシック音楽は、作曲家の残した楽譜を基に演奏する。だから、作曲家が人々に残してくれた音楽を楽しめれば、それで十分である・・と考える人が、いらっしゃるなら、それは少々もったいない話である。例え同じ曲の演奏であっても、演奏された時代、演奏者…
TSUNAMI 台風のように瞬間最大風速を記録しながら、人々の心に刻まれる音楽があると思えば、ゆっくりと季節が移ろうように時間をかけて人々の心の中に染み込んでくる曲がある。この曲のヒット曲としての寿命の長さは、まさしく後者であろう。曲のタイ…
愛の言霊 涙のキッス以降、「エロティカ・セブン」とか「マンピー・・」とかエロ歌街道を驀進していたサザンが、この曲では、一転してそれまでの彼等がやっていた音楽とは違う表現を聴かせてくれた。この自由奔放さ、幅の広さこそが、桑田の魅力なのだけれど…
希望の轍 この曲はかなり有名で、大好きな人も多い。しかし、シングル曲としては発売されていない。映画「稲村ジェーン」の挿入歌で、同アルバムでは2曲目に収められていたという曲だが、やはり音楽がよくできていると自然人気は広がっていくのである。 桑…