オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ピアノのメーカーに対する小さな考察ー1

当たり前の話である。楽器の音色は作られたメーカーによって音色が異なる。典型的な例としてヴァイオリンのストラディバリウスの名を挙げることができるだろうが、その楽器でしか表出できない音色があるからこそ、奏者はそのメーカーにこだわるのである。 し…

ちょいと重いシュトラウス

例年年明けは、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートを聴いている。今年の指揮者は、ウェルザー・メスト。ウィーン国立歌劇場の音楽監督である。昨年の指揮者が、85歳の高齢を押して、プレートル氏だったことを考えると、随分若返った。ただ、プレート…

シャルパンティエ「真夜中のミサ」を聴く。

バロック期の合唱曲を中心に演奏している合唱団が地域にあり、昨年の暮れ演奏会を聴きに行った。 仕事が終わらず、途中からの入場になってしまったのが、入っていくとちょうどモンテヴェルディの「マニフィカート」の演奏が始まるところだった。豊かな旋律の…

音楽で飯が食えるのか?ー5 未来への期待

書籍の世界で「電子書籍への版権の移動」が話題になっているらしい。また 最初から電子媒体を前提に作品を書く作家も現れていると言う。 書籍よりも遥かに早い時期から、大量の音楽がインターネットで流通している。その結果としてレコード屋という商売は、…

音楽で飯が食えるのか?ー4 音楽を志すということ

演奏家を目指して、音楽大学で学ぶ。でも、膨大な卒業生のうち、実際に音楽演奏だけで「飯を食っている」人が、どのくらいいるのだろう?大概は、演奏活動の傍らで「先生」をしながら、生活の糧を得ているように思う。 気の合った仲間とバンドを組んで、活動…