オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

フィッシャー・ディスカウ、畑中良輔、そして希代の名評論家である吉田秀和氏の訃報が相次いで流れた。人は誰もが掛け替えのないそんざいであるけれど、その人の立ち位置が全く独自であり、誰もがたどったことのない航跡を描いて、その世界に行き着いた人で…

喜多方駅に戻ると13:25発の野沢行きが、またもや遅れており、間に合わないはずの列車に今度は乗車することができた。13:50ごろ喜多方発。早めに山都に着いたのはいいが、とうとう雨雲と遭遇してしまい、やむなく傘をさす羽目になった。SLの通過ま…

結局会津若松駅で乗車を予定していた快速阿賀野には接続できず、予定を変更しなければならなくなってしまった。仕方なく?駅に隣接した蕎麦屋で「かすみそば」なるものを食べる。オクラに納豆、里芋の天ぷらがのっていて、ネバネバ感たっぷりの冷やしそばだ…

ゴールデンウイークは、過去2年間SLを撮影に出かけている。昨年は大井川鉄道、一昨年は秩父鉄道を撮影に出かけていた。今回も日程の都合で日帰りになってしまうのだが、今年は磐越西線まで足を延ばしてみることにした。少々遠く、しかも撮影が目的のためSL…

経済規模の拡大と成長が至上命題であったバブルの頃、多くの人が目先の収入に目がくらみ、いわば架空の成長実績を捏造し、見かけの経済規模を拡大していった。その結果がご存知その後の「失われた20年」(10年?)である。もうどう悪あがきしたところで高度…

鎌倉芸術館小ホールに、混声合唱団「横浜ルミナスコール」の定期演奏会を聴きに行った。このホールは、合唱の指揮者をしていた頃に演奏経験があるのだが、響きがデスで音楽というよりは演劇向けのホールではないかとの先入観を持っていたが、合唱団の持って…

筆者は55歳である。 藤原和博氏の「坂の上の坂」や主人公は女性であるが村上龍氏描くところの「55歳からのハローワーク」がしっくりくる世代である。一途な仕事人間にはなるまいと「仕事は体に毒」を座右名として、生活してきたつもりだが、はて?では数年後…

おふくろを誘って伊勢原市の渋田川へ芝桜を見に行った。 インターネットでは、600mに渡って、芝桜の絨毯が川沿いに見られるとのふれこみだったけれど、盛りの時期を過ぎたのか、今年がよくなかったのか、正直期待したほどの規模ではなかった。画像はその…

美空ひばりの実質上のデビューを飾る「悲しき口笛」を男声合唱団で歌い始めた。編曲は、団内指揮者である。昭和24年の歌が登場しても何ら動揺することなく歌ってしまうのが、さすがおじさま達の面目躍如と言ったところだが、昭和31年生まれの私は、聞い…

いつ頃からのことだろう?未来都市のイメージを人々が共有化してしまったのは。 天を衝く高層ビルが立ち並び、高速道路や地下鉄が街を網の目のように巡り、人々が巨大なコンクリートの壁の隙間を這うようにうごめいている・・・そんな近代都市が世界中にでき…