オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

パレストリーナを聴く3

パレストリーナを聴く3モテット「谷川慕いて鹿のあえぐごとく」「バビロンの川のほとりに」を聴く我が国で最もよく歌われている西洋音楽が、ベートーヴェンの「第九」とすれば、「第九」の演奏を経験した人のうち、パレストリーナを歌った経験もある人はどれ…

パレストリーナを聴く2

パレストリーナを聴く2「ミサ ブレヴィス」を聴くパレストリーナの特徴は、順次進行的な旋律と数本の糸が紐を編み上げていくようなポリフォニーの美しさにある。ホモフォニックな和音の刹那性に比べ、絶え間無く続く和声には持続性が感じられ、中世の教会が…

パレストリーナを聴く1

パレストリーナを聴く1プロカンティオーネ・アンティクヮでミサ「エテルナ・クリステ・ムネラ」を聴くこの曲との出会いは、大学グリーの時代に遡る。常任指揮者のご意向により、お決まりのように定期演奏会では、ミサ曲を採り上げることになっていたのだが、…

格差の拡大について、少し考えてみた。

格差の拡大について、少し考えてみた。未来に希望の火を灯すのは、宗教家?政治家?いや、時としては、それは経済学者かもしれない。ピケティーというフランスの経済学者の著作「21世紀の資本論」がアメリカで反響を呼んでいるらしい。(まだ邦訳が出ていない…

野村克也「野村の眼」を読む。

野村克也「野村の眼」を読む。水島新司のあぶさんに、現役当時の南海ホークス野村監督が登場する。巨人のV9時代を横目に見ながら、自分は月見草と自嘲気味に語っていた時代を思い出させる。近頃は、ボヤキの野村の方がすっかり通りがよくなってしまったけ…

大野元裕「今の中東がわかる本」を読む

大野元裕「今の中東がわかる本」を読む今や世界中の脅威と言ってよい「イスラーム国」。なぜあの様な無法がまかり通る「国?」が存在できるのか?まったく理解に苦しむ。そもそも、中東から伝わるニュースからは、いつも混乱に満ちた状態が続いているように…

大磯城山公園へ紅葉のライトアップを見に行く3

大磯城山公園へ紅葉のライトアップを見に行く3展望台から階段を下り、いよいよお目当ての紅葉のライトアップを見に行く。 でもその前に、茶室で雅楽の演奏会が開かれていたので聴かせていただいた。二宮町にある川匂神社の雅楽保存会の皆さんによる演奏だ。…

大磯城山公園へ紅葉のライトアップを見に行く2

大磯城山公園へ紅葉のライトアップを見に行く2道を渡り、城山公園の展望台に登る。旧吉田邸を凌ぐ素晴らしい展望が開ける。ちょうど夕闇が迫る頃で、晴れていれば富士山のシルエットがさぞかし美しいだろう。残念なことにこの日は少し雲がかかっていた。箱根…

大磯城山公園へ紅葉のライトアップを見に行く1

大磯城山公園へ紅葉のライトアップを見に行く1新聞の一面に大磯城山公園で紅葉のライトアップをしているという記事が出ていた。紅く染まる紅葉が池に映る画像がきれいだったので、日曜の午後に出かけて来ました。 鴫立沢から東海道の松並木を抜けて、しばら…