オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

戸川猪佐武「吉田茂と復興への選択」を読む

戸川猪佐武「吉田茂と復興への選択」を読む日本の歴史を築いてきた極めてワンマンな政治家の名前を4人挙げよう。古い順に、源頼朝、織田信長、大久保利通、そしてワンマン宰相吉田茂。中には織田信長のように独裁者と紙一重の人物が含まれているが、これら4…

司馬遼太郎「明治という国家」を読む

司馬遼太郎「明治という国家」を読む帰り道に古本屋に寄ろうと思い、ふと考えた。自分は何が読みたいのか?と。小説、教育書、趣味娯楽・・・さてただの時間つぶしではなく、読みたい本は何か。それは言い換えれば自分が何を求めているのか?と言う問いとほ…

宮城谷益光「草原の風」(中・下)を読む

宮城谷益光「草原の風」(中・下)を読む長編を読破するためには、当然時間を確保しなければならない。のんびり時間をかけて読み通そうと思っていた本が、プラネタリウムの入場待ち時間という突然どうにもならない時間が出現したため、さっさと読み進めること…

宮城谷益光「草原の風」(上)を読む

宮城谷益光「草原の風」(上)を読む覇を唱えた英雄を描いた歴史小説は多い。我が国なら愛知県が誇る三英傑、信長、秀吉、家康は、歴史小説のみならず大河ドラマの常連であるし、中国大陸に目を転じれば、項羽と劉邦の覇権争いを始め、三国志のヒーローに至っ…

三浦しおん「風が強く吹いている」を読む

三浦しおん「風が強く吹いている」を読む若き日の沢木耕太郎のルポが、そして二宮清純の一連の著作が語るように、ノンフィクションだからこそリアルに語り得るスポーツの世界がある。「巨人の星」が描いた世界は、どこまでも所詮絵空事であることを承知で少…

真岡のSL撮影と宇都宮の餃子を食べに行く旅3

真岡のSL撮影と宇都宮の餃子を食べに行く旅3茂木駅から宇都宮駅まで路線バスに乗る。茂木駅は真岡鐵道のターミナルだが、静かな駅。お盆で帰ってきた家族や、反対にまた行ってしまう家族らしいやり取りが見られた。バスは真岡鐵道に沿って、市塙駅まで戻るよ…

真岡のSL撮影と宇都宮の餃子を食べに行く旅2

真岡のSL撮影と宇都宮の餃子を食べに行く旅2市塙駅に戻り、天矢場駅に進む。天矢場駅から坂道を下りながら、撮影ポイントを探す。すでに多くの車が詰めかけて準備万端といった地点もあるが、お腹が空いたのでとりあえず先に道の駅もてぎに向かう。 ところが…

一生懸命、しつこく、粘り強く

一生懸命、しつこく、粘り強く9月に入り、スポーツ界から快挙のニュースがいくつも届いている。中でも私が嬉しかったニュースが二つある。一つ目は、中日ドラゴンズ山本昌投手の49歳での勝ち星。まもなく50歳にさえ手が届きそうな年齢で先発し、しかも三振を…

真岡のSL撮影と宇都宮の餃子を食べに行く旅1

真岡のSL撮影と宇都宮の餃子を食べに行く旅1また撮り鉄の旅に出ました。今回は、4年ぶりの真岡鐵道です。朝の天気予報では、前線の影響で関東地方は南関東と北関東で天気が違い、これから向かう宇都宮周辺には傘マークが出ている。さて、どうなりますか? 上…

多摩六都科学館へ世界一のプラネタリウムを見に行く

多摩六都科学館へ世界一のプラネタリウムを見に行く草津温泉への旅は快適づくめだったが、天候の関係で星空を仰ぐことはできなかった。真夏の旅で星空を期待すること自体が難しいのだろうが。 そこでリベンジというわけではないのですが、かねてから行ってみ…