オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

重松清「ビタミンF」を読む。

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三浦しをん「格闘する者に◯」を読む。

ものを書くという行為は、結局は自分のことを書くということだろう。自分が経験したことがないことや考えたことがないことは、書けないのだ。主人公は、漫画大好きの文学部4年生の女子学生だが、漫画大好きに伴うリアリティーは、おそらく多分に作者も漫画が…

三浦しをん「まほろ駅前多田便利軒」を読む

どんな本を好んで読むかは、どんな音楽をよく聴くか?という問いに似ている気がする。最近三浦しをんさんの本をよく読んでいるが、音楽に例えるなら、耳に馴染みやすい音色を奏でながら、実は結構心の深いところに響いて、記憶に残るようなそんな音楽と比べ…

重松清「定年ゴジラ」を読む

重松清「定年ゴジラ」を読むタイトルや帯を読みながら「自分自身も似たような年代に差し掛かっているなあ」と、我が身に引き寄せた読み方になることを予想していた。 しかし、この初版が1998年。すでに17年が経過し、当時定年を迎えた先輩は、すでに70代後半…

三浦しをん「舟を編む」を読む。

三浦しをん「舟を編む」を読む。この本は映画化され、一時かなり話題を呼んだので、さすがの私もタイトルは知っていた。辞書編集という地味でもてはやされることが極めて少ない割に、とんでもない時間と労力を必要とするという仕事は、「神去・・・」の林業…

三浦しをん「神去なあなあ日常」を読む。

三浦しをん「神去なあなあ日常」を読む。昨年のプチ湯治で三浦しをんの箱根駅伝を目指す学生を題材にした物語「風が強く吹いている」を読んだ。それ以来1年ぶりの三浦しをん物語との再会である。あるテーマについて、かなり緻密に取材する。取材した内容を…

カルメンとオペレッタの饗宴を聴きに行く。

カルメンとオペレッタの饗宴を聴きに行く。家内が友人から紹介されたというチケットで、この夏に戸塚フォーラムのコンサートに出かけてきた。このホールは、キャパが390なので、心配した通りの満席である。 日本では、オペラ歌手は声楽家が演じている。ホー…

福沢諭吉「福翁自伝」を読む

福沢諭吉「福翁自伝」を読む事実は小説よりも奇なり。自伝の中には、波瀾万丈の人生を当人とともに、笑い泣きしながら辿ることができる本がある。例えば、だるま宰相と呼ばれた「高橋是清自伝」など、奴隷生活や倒産による無一文生活から総理大臣まで、その…

シュトゥットガルト室内合唱団を聴く

シュトゥットガルト室内合唱団を聴く畏敬する男声合唱団の先輩から、シュトゥットガルト室内合唱団のCDをいただいた。ラインベルガーのミサなどが収録されており、演奏旅行で日本を訪れた際に神奈川県立音楽堂でもコンサートが開かれていたようで、その際に…

ワンピースの話

ワンピースの話素顔を見せるタイミングドフラミンゴをやっつけたことで、ドレスローザ編に一応の決着がついた。しかし、最後の最後までサングラスの下に隠されたドフラミンゴの素顔が明かされることはなかった。 その他未だ素顔を見せない大物は何人かいる。…

ワンピースの話

ワンピースの話主人公をどこまで強くするのか?ドラゴンボールZが、フリーザやセルとの闘いを通して、主人公悟空の戦闘能力がほとんど説明できないほどに高まっていった経過は、あまりに有名な故事だ。 さてルフィーは、今回ギア4を使い、ドフラミンゴを倒し…