オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

2015-01-01から1年間の記事一覧

[重松清「星をつくった男」を読む

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重松清「ビタミンF」を読む。

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三浦しをん「格闘する者に◯」を読む。

ものを書くという行為は、結局は自分のことを書くということだろう。自分が経験したことがないことや考えたことがないことは、書けないのだ。主人公は、漫画大好きの文学部4年生の女子学生だが、漫画大好きに伴うリアリティーは、おそらく多分に作者も漫画が…

三浦しをん「まほろ駅前多田便利軒」を読む

どんな本を好んで読むかは、どんな音楽をよく聴くか?という問いに似ている気がする。最近三浦しをんさんの本をよく読んでいるが、音楽に例えるなら、耳に馴染みやすい音色を奏でながら、実は結構心の深いところに響いて、記憶に残るようなそんな音楽と比べ…

重松清「定年ゴジラ」を読む

重松清「定年ゴジラ」を読むタイトルや帯を読みながら「自分自身も似たような年代に差し掛かっているなあ」と、我が身に引き寄せた読み方になることを予想していた。 しかし、この初版が1998年。すでに17年が経過し、当時定年を迎えた先輩は、すでに70代後半…

三浦しをん「舟を編む」を読む。

三浦しをん「舟を編む」を読む。この本は映画化され、一時かなり話題を呼んだので、さすがの私もタイトルは知っていた。辞書編集という地味でもてはやされることが極めて少ない割に、とんでもない時間と労力を必要とするという仕事は、「神去・・・」の林業…

三浦しをん「神去なあなあ日常」を読む。

三浦しをん「神去なあなあ日常」を読む。昨年のプチ湯治で三浦しをんの箱根駅伝を目指す学生を題材にした物語「風が強く吹いている」を読んだ。それ以来1年ぶりの三浦しをん物語との再会である。あるテーマについて、かなり緻密に取材する。取材した内容を…

カルメンとオペレッタの饗宴を聴きに行く。

カルメンとオペレッタの饗宴を聴きに行く。家内が友人から紹介されたというチケットで、この夏に戸塚フォーラムのコンサートに出かけてきた。このホールは、キャパが390なので、心配した通りの満席である。 日本では、オペラ歌手は声楽家が演じている。ホー…

福沢諭吉「福翁自伝」を読む

福沢諭吉「福翁自伝」を読む事実は小説よりも奇なり。自伝の中には、波瀾万丈の人生を当人とともに、笑い泣きしながら辿ることができる本がある。例えば、だるま宰相と呼ばれた「高橋是清自伝」など、奴隷生活や倒産による無一文生活から総理大臣まで、その…

シュトゥットガルト室内合唱団を聴く

シュトゥットガルト室内合唱団を聴く畏敬する男声合唱団の先輩から、シュトゥットガルト室内合唱団のCDをいただいた。ラインベルガーのミサなどが収録されており、演奏旅行で日本を訪れた際に神奈川県立音楽堂でもコンサートが開かれていたようで、その際に…

ワンピースの話

ワンピースの話素顔を見せるタイミングドフラミンゴをやっつけたことで、ドレスローザ編に一応の決着がついた。しかし、最後の最後までサングラスの下に隠されたドフラミンゴの素顔が明かされることはなかった。 その他未だ素顔を見せない大物は何人かいる。…

ワンピースの話

ワンピースの話主人公をどこまで強くするのか?ドラゴンボールZが、フリーザやセルとの闘いを通して、主人公悟空の戦闘能力がほとんど説明できないほどに高まっていった経過は、あまりに有名な故事だ。 さてルフィーは、今回ギア4を使い、ドフラミンゴを倒し…

今年も草津温泉でプチ湯治6

今年も草津温泉でプチ湯治6昨夜は、二人とも早寝してしまったので5時には目が覚めて、今日はバスが出発するまでどこへ行こうか?などと話し合っている。舞茸そばを食べたいとか湯畑横の足湯にひたすら浸かっているとか案が出るが、それで4時間は持たないので…

今年も草津温泉でプチ湯治5

今年も草津温泉でプチ湯治5草津温泉に来ている間、東京では猛暑日の連続記録を更新し、広島では平和祈念式典が行われ、夏の甲子園が開幕した。そんな日々動いている世間様には申し訳ないのですが、今日は1日中宿にこもりっきりで、のんびりと身体を休めよう…

今年も草津温泉でプチ湯治4

今年も草津温泉でプチ湯治4このまったりとしたプチ湯治も、後半に入った。昨夜はハイキングの疲れか?少々酒のまわりが早く19時過ぎには寝てしまい、まだ部屋を明るくしてテレビを見ていたい同行者に顰蹙だった。 何せ宿にいる時間は長いのだが、大半は寝て…

今年も草津温泉でプチ湯治3

今年も草津温泉でプチ湯治3三日目は今回の旅、最大のイベント=おう仙の滝ハイキング。私たちは宿から歩いて出かけたのだが、もし車の便があれば車の方が断然良いでしょう。看板を見て入り口を確かめて、大通りから曲がるが、そこから滝入口の駐車場までが、…

今年も草津温泉でプチ湯治2

今年も草津温泉でプチ湯治2二日目は、昨夜早めに寝入っていた同行者が、深夜未明から起き出し何やら騒々しい。早朝散歩は、宿近くの草津ホテルと坂を登って行く草津温泉館の下見。昼は出歩いて、日帰り温泉施設を体験しようという目論見なのです。 ダラダラ…

今年も草津温泉でプチ湯治1

今年も草津温泉でプチ湯治1昨年のまったりとした何もしないプチ湯治旅が、家内に殊の外ウケて、今年も草津温泉山口荘にお世話になりました。1日目は昨年が水曜日出発、今年が火曜日出発と曜日を変え日程を1日増やした他は、ほぼ同じ。バスターミナルの蕎麦…

桂歌丸「歌丸 極上人生」を読む。

桂歌丸「歌丸 極上人生」を読む。決まった曜日の決まった番組に、決まった人が出ていないと不安になる。「サザエさん」はアニメなので、声優さんによほどのことがない限りは、元気にカツオを追いかけ回しているが、生身の噺家で演っている「笑点」は、そうも…

部屋の窓から見える夕焼け

部屋の窓から見える夕焼け秋の校内コンサートに向けて、一日中ゆずの「夏色」を器楽合奏用に編曲していた。器楽合奏は、とにかく声部が多いので合唱編曲に比べて時間がかかる。夕方ふと気づくと窓から美しい夕焼けが見えた。それだけで何だか十分に満ち足り…

ワンピースの話

ワンピースの話海軍、五老星、天竜人の内輪もめ?大将イッショウがリク王に頭を下げたことで、王下七武海の存続は不安定になっていくだろう。ストーリー的にもバーソロミューくま、鷹の目のミホーク以外の七武海には、すべて勝利した(ハンコック・ジンベエと…

久しぶりに鎌倉大仏へ

久しぶりに鎌倉大仏へ仕事ONだが、鎌倉見学に付いて行った。グループ行動の集合場所は、鎌倉大仏。梅雨の晴れ間の青空を背景に撮ったスナップがこの一枚。相変わらずの賑わいぶりだが、以前より外国からの観光客が増えている気がする。 iPhoneから送信

ワンピースの話

ワンピースの話1日か2日の間にある島に着き、同時多発のトラブルに巻き込まれてから、解決に至るまでの時間の描き方があまりはっきりしない。 けれど驚くほど短時間で一つのストーリーが解決していることは、間違いない。まるで時間は長さではなく、その密…

夕焼け雲を撮る楽しさ

夕焼け雲を撮る楽しさ何でもない雲の画像をブログにアップしている。どこでもありそうな雲。けれどそれその一瞬だけの雲でしかないことも確かなことなのだ。iPhoneから送信

ワンピースの話

ワンピースの話麦わら海賊団の仲間は増えるか?仲間になるかどうかはさておき、ワノ国の三人組がしばらくサウザンドサニー号に乗ることは確かだろう。ドレスローザで新たに出会った島の人や海賊は、個性的なメンバーばかりだが、麦わら海賊団とともに航海を…

ワンピースの話

ワンピースの話ドレスローザ編に一応の決着がついた。今後麦わら海賊団が出会う大物あるいは向かう先を予想してみたい。四皇 ビッグマムすでにシーザーは、ビッグマムに奪われてしまったかも?サウザンドサニー号に残っていたメンバーで、どこまでビッグマム…

姜尚中「姜尚中の政治学入門」を読む

姜尚中「姜尚中の政治学入門」を読む子どもたちに、「平和のために戦争をするって、おかしいと思わない?」と聞いてみたことがあった。かなり心にヒットしたようで、しきりとうなづいてくれた。 本書には、暴力という章があり、平和の福音をもたらす必要悪と…

日本の名教師列伝4 福沢諭吉4

日本の名教師列伝4 福沢諭吉4 〜先生たちは日本の未来をどう見据え、語ってきたのか?〜「学問のすすめ」から学ぶ演説のすすめ福沢先生の名著が、百四十年後の今も多くの人々に読まれている理由は先生独自の語り口にあるように感じている。多くの人々に対し…

日本の名教師列伝4 福沢諭吉3

日本の名教師列伝4 福沢諭吉3 〜先生たちは日本の未来をどう見据え、語ってきたのか?〜「学問のすすめ」から学ぶ国の独立尊皇だの攘夷だのと若い志士たちが騒ぎまくっていた時代からほんの数年。またたく間に時代は開国から文明開化へと変化してしまった。…

日本の名教師列伝4 福沢諭吉2

日本の名教師列伝4 福沢諭吉2 〜先生たちは日本の未来をどう見据え、語ってきたのか?〜「学問のすすめ」から学ぶ個人の自立 政府と市民の関係人にはそれぞれ大切な権理があると教えられても、兵農分離が進んでから被支配の立場であった多くの人々には、「お…