オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

シンギュラリティという新しい言葉に出会う。

Mさんは、少し刺激的な人で、先日の講演の中でもコンピテンシーとかシンギュラリティとか、新しい言葉を聞き手に蒔いてくる。シンギュラリティとは、人工知能が人間を上回る特異点ととらえればいいのだろうか? 2045年が想定されているようだが、それは単に…

瀬谷ルミ子「職業は武装解除」を読む5

もう一つ、対立している民族の子どもたちが、共同して清掃に取り組むマケドニアの話が出てくる。子どもの姿を見た大人たちが考え方を変え始めるところで、活動例の紹介は終わっている。和解という最終ステップについて、たとえ緊張状態であっても、お互いに…

瀬谷ルミ子「職業は武装解除」を読む4

日本紛争予防センター(JCCP)の活動については、「夢の扉」の中でも紹介されていたが、本書でも、その三つのステップが語られている。一つ目が、治安の改善。二つ目が、最低限の生活環境。三つ目が、経済的・社会的な自立。そして四つ目に、和解。本書の後半…

今週の短歌 320

中学校の卒業式に参列する機会がありました。 泣きながら読む言葉や歌に心が動かされました。 底冷えの 卒業式の 生徒たち 流す涙の 美しきかな

瀬谷ルミ子「職業は武装解除」を読む3

本書で次に立ち止まってしまったのが、瀬谷さんが肩書きについて語っている場面。国連スタッフ、外務省職員。これらの立場をエリートと感じる人々は世界に大勢いるだろう。肩書きについて、瀬谷さんはこのように語っている。 組織名や役職は、交渉など時に、…

今週の短歌 312

グリークラブの先輩がキューバに旅立たれることになり、壮行会的な宴が催されました。 定番の「遥かな友に」で会が締めくくられました。 送別の 宴に響く ハーモニー 遥かな友に 思いを込めて

瀬谷ルミ子「職業は武装解除」を読む2

以前当ブログで、国境なき医師団で活動していた山本敏晴さんの読後感を書き込んだが、瀬谷さんもシエラレオネに入っている。瀬谷さんは 「両親を殺され孤児になった子どもと三十人を殺した子ども、手を差し伸べられるべきなのはどちらだろう?」と問いかける…

今週の短歌305

自宅への帰り道に 美しい菜の花を見ました。 萌黄色が 目に眩しく感じます。 駐車場 光る菜の花 輝けり 春を歌えよ 萌黄燦々