オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

生き方・働き方の教育

電通社員の悲劇をきっかけに、近年になく働き方を見直す機運が高まっている。 そもそもなぜ馬車馬のようにあくせく働いているのだろう?もちろん、生活のためである。働かなければ、日々の糧に困るのだ。たしかに健康上の理由がなければ、働いた方がいいと思…

数寄三昧の日々1

ここ二週間くらい、ずっと左手の親指付け根のあたり、それに右手の筋が痛かったので、とうとう整形外科に行ってみた。先生によると「腱鞘炎」。思い当たる節は、琵琶の自習しかない。そんなに練習量が多いとも思えない・・は妻の弁だが、結果的に腱鞘炎で痛…

どんづまりの国の文化論試論5

グローバル化ずいぶん前から、その気にさえなれば、人類はものすごい速さで地球を一周できるようになった。宇宙ステーションは着陸できないので除外するが、八十日間世界一周などという物語をワクワクしながら読んだ時代は、それほど昔のことではなかったと…

どんづまりの国の文化論試論4

神様、仏様3神様と仏様は、元々は対立するつもりもなかったようで、日本では、明治以前には、神社の中に仏教に由来する建造物が平然と建てられていた。神様自身も、七福神のように仏教や中国の神様を、日本の神様的に祀っている場合や、お地蔵さんのように地…

どんづまりの国の文化論試論3

神様、仏様2仏様、仏教の伝来は、物部氏と蘇我氏の対立を例に引くまでもなく、政治に影響を及ぼしていた。聖徳太子が仏教を厚く信仰していたことは、間違いないところだろうが、聖武天皇の東大寺建立、国分寺配置などの施策には、仏教の流布によって国家をま…

どんづまりの国の文化論試論2

神様、仏様1年が明け、初詣に行く。私も昨年が厄年(本厄)だったのでお札を納めに寒川さんに行って来ました。 やおよろずの神と一口に言うが、日本の神様は多種多様であられる。元々は実在した人物である場合や、私がお参りしようとしている寒川さんのように…

琵琶楽新春名流会を聴きに行きました。

茅場町の東京証券会館で開かれた琵琶の演奏会を聴いて来ました。琵琶は、大きく分ければ、筑前琵琶、薩摩正派、錦心流、錦琵琶、鶴田流に分かれていますが、それぞれの名手が、一堂に会して演奏する会なのです。 西洋音楽であれば、世界最高の演奏を聴きたけ…

物理的に、時間で人生を区切ること3

定年に比べると、人によって感じ方が様々なのが、同時期に訪れる「還暦」である。世の中には、まだまだ若い!自分が急に老人扱いされたように感じる!とかの理由で、還暦を祝うことに素直になれない人がいらっしゃるようです。私も還暦を迎えた一人ですが、…

物理的に、時間で人生を区切ること2

高齢者の定義が変わるらしい。65歳〜75歳までを准高齢者として、75歳〜が高齢者。90歳以上は、超高齢者になるらしい。いわゆる健康寿命は、70代前半なので人によって、身体の状態は、かなり違うだろう。 そもそも、高齢者という言葉に対して、中齢者とか低齢…

物理的に、時間で人生を区切ること1

今日は、成人の日だ。20歳になったから、もう一人前の社会人。責任を自覚し、それぞれの自己実現に邁進するように・・などと成人式では、おエライさんが一席ぶっているかもしれない。 選挙権が18歳からになったのは、ある程度の判断ができる年齢ということだ…

一般参賀見聞記2

私が参列した回にお出ましになられたのは、両陛下、皇太子殿下ご夫妻、秋篠宮ご夫妻、眞子様、佳子様、常陸宮ご夫妻の10人でした。真正面に並ぶことができれば全ての方がわかりますが、今回の私のように右側からですと、柱の影などになってお姿が隠れてしま…

一般参賀見聞記1

今年は、初めて皇居の一般参賀に参列しました。広い皇居前を覆い尽くすように、いくつものブロックに分かれた列が長蛇をなし、受付を通過してから7ブロックの先頭で待つこと およそ45分。暴動やトラブルが起きないのが不思議なくらいの凄い人数が、粛々と宮…

有川浩「三匹のおっさん」を読む。

退職してから行き始めた所の一つに、地区センターやコミュニティハウスの図書室がある。その後しばらくして、新しい合唱グループの会場予約で定期的に来るようになった。いつも時間より少し早めに着くので、持て余した時間は書架の本を読んでいる。 ある日、…