オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

代表とは?

テレ朝の「あいつ、今何してる?」という番組をちょくちょく見ていて、先日はバドミントンの小椋久美子さんが出ていた。彼女がライバル選手との勝負を回想する中で、私は代表であることの意味を改めて考えさせられた。お江戸コラリアーずは、東京都合唱コン…

「仰げば尊し」は必要悪だったのかも?

学校で、ふと上のような考えが頭をかすめた。そもそもポストモダンの到来は、近代市民を健全に育成することが困難であることが予言されていたわけで、それからすでに30年も制度疲労を露呈しながら、再構築への画期的なアイディアも出さずに学校教育は続いて…

戯れ言

金が無い奴の戯言にしか過ぎないけれど、本当に大切なものは金と交換できないのだ。 人の気持ち、美しい自然、感動する表現…それらに値段を付けていることがあれば、それはかなり間違っている。 一部の芸術家が、自分に見合わない報酬を得ている、またはそれ…

鎮守様が守ってくれていた。

今年は、台風に地震、そして猛暑…と自然現象になす術がない日本人のもろさを、日本という国土がいかに危ういかを強く自覚させられる年になりそうである。 日本は山が多い国である。だから悲しいかな、今年も土砂災害が相次いだ。 昔の人も、自然災害は怖かっ…

贈り物という経済のあり方 3

縄文土器に戻ろう。例えば代表的な火炎式土器。凄まじい造形である。決して整えられることがない情念の産物。だから私は国宝に指定されている土器の美しさよりも、ところどころ不規則な形が貼り付いている土器に惹かれてしまう。 土器というのは、読んで字の…

贈り物という経済のあり方2

話を現代に戻せば、本当は贈り物なのに、お金が介在する場面が往々にしてある。 例えば、音楽。音楽は、歌ったから演奏したからと言って、お金がもらえるような表現ではなかったはず。日本では琵琶法師に発する門つけ芸能、西洋では貴族の館を回っていた吟遊…

贈り物という経済のあり方1

1ヶ月くらい前に、上野に縄文展を見に出かけた。ノロノロ牛歩のようにしか進めない人の流れは、時として人と接触し、足を踏みそうになり、出てきた時は疲れ切っていた。 それにしても、この自由奔放な造形は、一体何なのだ! 規格を拒否し同じものは二度と作…

何でも自己完結してしまいそうな錯覚。

今、電車に乗っている。私も含めて携帯とにらめっこしている人が多い。音楽を聴いていても、本を読んでいても、ゲームをやっていても、自分の中で楽しさが完結している。その楽しさはSNSで発信しなければならないものではなく、自己完結したままで何の問題も…

こんなことしか教えてこなかった3

きっとこんな時代になる。それがわからない。占い師や予言者ではないし。 ん?AIに予測してもらいますか? 私が子どもの頃は高度経済成長期がしばらく続くと信じていた人が多かったと思うが、その後のバブル崩壊と失われた20年を予想した人は少ないはずだ。 …

こんなことしか教えてこなかった2

その子に何が必要で、何が適しているか?そもそも何を求めているか?一人ひとりが学ぶことは、ますます個別化しているように感じている。 しかし、全体で共有すべきとされている部分があまりにも巨大で、しかも多くの時間が使われている。 例えば、リコーダ…