オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

権力や富に背を向けて3

では、私が言いたい背の向け方とは何なのか? 権力や富という飴をぶら下げないで、まっさらな状態で自分の将来像を考える環境を整えること。 しかし、このまっさらな状態が難しい。日本はそれなりに権力や富が集中している国いわゆる主要国の一員だから。日…

権力や富に背を向けて2

表題は、資本主義における利潤追求企業の経営に、甚だ都合が悪い。ほとんど理解し難いかもしれない。なぜなら企業の構成員が利潤追求に背を向けてしまうと企業体が成立できなくなってしまうからだ。企業を起こす理由は、または企業が会社であり続ける理由は…

権力や富に背を向けて

先日、キューバで日本語教育を推進している先輩を応援する会が開かれた。先輩の話すところによれば、キューバでは、医者やエンジニアより、タクシー運転手や観光ガイドの方が、はるかに高収入なのだと言う。日本では俄かに信じ難い話に、一同面食らっていた…

鼓動と音楽 琵琶楽の場合

鼓動と音楽は、シンクロしている。鼓動を音楽にのせる場合があるし、音楽に鼓動が同調していく時もある。アップテンポの音楽は、鼓動が高鳴りテンションが上がるという具合。 琵琶楽の場合、ゆったりした語りがまるで悠久の流れのように続く。拍や拍子という…

多田武彦 追悼3

数十年が経ち、私は地元の男声合唱団「横浜さかえ男声合唱団」の団員になっていた。私はすでに50歳前後、学生時代から30年経っていた。このローカルな合唱団へも多田武彦先生は、一度ならず二度までもお見えになり、講演されている。主に日本語と旋律の関係…

多田武彦 追悼2

初めて、多田武彦作品にふれたのは、大学入学と同時にグリークラブに入った時のことで、当時、横浜国立大学グリークラブは、草野心平の詩による「蛙」を歌っていた。横浜国大グリーは、多田武彦作品を演奏することが多いらしい。自分が学生指揮者だった時も…

多田武彦 追悼1

昨年12月、ネット上にある作曲家の訃報が流された。作曲家の名前は、多田武彦。世の中にその名前を知らない人は多いだろう。しかしながら、一回でも氏による合唱曲を歌ったことがある人にとっては、心に深く刻まれた忘れ難い名前であろう。 広く知られていな…

平和鳥に思う。

Amazonで平和鳥のおもちゃを買った。あのひたすら水を飲み続ける鳥だ。同じことをいつまでも繰り返す姿が切ない。 人の一生なんて、結局平和鳥のように同じ動きを繰り返しているだけのような気がしてくる。起きる。飯を食う。寝る。他にすることがあればする…