オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

一人で歌う、大勢で歌う。

20180516 朝のニュースで高畑勲さんのお別れの会の様子と宮崎駿さんのスピーチが放映されていた。恐ろしく巨大な才能が並立できることがあり得る!このお二人の足跡はそれを実証している。科学の分野ならキュリー夫妻、漫画でも藤子不二雄さんがいらっしゃる…

未来について、時間について3

時間の話。時間は時計の針が進む速さと関係なく、濃縮された時間と薄められた時間を繰り返している。 例えば、合唱。合唱は時間・空間を共有して初めて成立する表現だけれど、どこでどんな仲間と音響を共有しているか?によって、時間の流れがまるで違う。私…

未来について、時間について2

未来が予測不能であるならば、自分で未来を創って仕舞えばいいのだ。スティーブ・ジョブズのように歴史に足跡を残すような大それたことでなくていい。自分が好きで続けられそうなことを、自分の未来にしてしまえばいいのだ。 それで生活できるのか?無責任な…

未来について、時間について

未来が予測不能であると言う。それはいつだってそうだったわけで、予定調和の中に保障された未来が待っているなんて、ずいぶん甘ったれた話なのだ。 自由・平等の実現を、公教育の普及により達成しようと考えた思想家たちが、フランス革命の頃にいて、近代的…

国立博物館「名作誕生」を観る

三ヶ月余り前の話です。今年のGW。家族3人で久しぶりに会い、国立博物館「名作誕生」を観た。 国宝・重要文化財のオンパレードは圧巻だ。日本美術史を俯瞰するのにも最適な展覧会だ。 視点は、わかりやすく、とても平たく言ってしまえば、名作のネタは何?名…

沈黙、間の意味と価値 試論3

間をあけないで同じタイミングで…が大前提になっているのが、じゃんけんです。ほんの一瞬でも後出しをする参加者がいれば、じゃんけんは成立しません。つまり沈黙や間は許されていないのです。 ところが現実には、後出しが認められている場面は多々あり、話…

沈黙、間の意味と価値 試論2

今回は、超有名な「三三七拍子」を例にとってみます。三三七拍子は、西洋的な拍子では、4拍子が4小節分でそこに四分音符が、3・休符・3・休符・7・休符の順で並んでいる。この7で終わるリズムは、三本締めでも使われ、タタタン・タタタン・タタタンタンと4拍…

沈黙、間の意味と価値 試論1

黙していることや沈黙を保つことに、世の中皆ガマンが足りなくなってきている気がする。否、ガマンできない人が目立っているだけなのかもしれない。まず、テレビ。絶えず音が流れており、一向に静かになる気配がない。今もリビングからはこちらが必要として…

文明の引き継ぎ方6

あり得ない財務省の改ざん、相次ぐ不祥事を見せつけられてしまうと、もはや人間よりAIの方が正確な答えと処理結果を導き出してくれるのではないかとさえ思う。大袈裟だけれど、国連やユニセフなどは、すでに地球の人口問題や環境問題について、AIを用いた回…