オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

祝!横浜開港150周年! 5

 ゆずが歌う「未来」

 横浜開港50周年記念の「横浜市歌」100周年の「歓喜の港」と話が進み、ようやく150周年の今年にたどり着いた。今年の開国博のテーマソングは、人気デュオゆずが歌う「未来」である。

今回の歌に、横浜という地名は現れない。海、鳥たち、ふるさと等歌詞に散りばめられた言葉が、何となくゆずの育った街横浜を連想させるだけである。しかし、曲の最後で「さあ 夢を描こう 僕らの未来へ さあ 旅立とう 輝く未来へ さあ 未来へ」と呼びかけているのは、横浜という街が、今まで多くの人々に明るい未来を照らし続けてきたこと、そしてこれからも未来や夢を描き続けることができそうな街であることと無関係ではあるまい。

 いや、これ以上無理に横浜に話を引き寄せることもあるまい。ゆずは、開港150年という節目の年をきっかけにして、横浜市民のみならず、日本全国に向けて「未来」を歌ったのである。節目の年と言えば、我々大人、それなりに年を取った人達はははどうしてもそれなりに過去の足跡を振り返りながら、現在の立ち位置を確かめようとしてしまう。しかし、若いゆずは、自分のふるさとのよさをかみしめながら、また感謝しながら、未来を夢見ようと歌いかけているのである。

 この曲が、いつも未来志向で前進し続けてきた「はまっ子」の心意気と相通じることにより、開国博のテーマソングとして横浜市民の愛唱歌になっていくのだろう。