オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

ほいほい 演奏会を聴きに行く。(2009 8月〜9月)

8/29(土) 14:00 開演 

戸塚混声合唱団第12回演奏会

横浜みなとみらいホール 大ホールにて 1

 地域の公会堂から鎌倉芸術館へと大きな音楽専用ホールで演奏会を開くまでに集客力を拡大してきた戸塚混声合唱団の第12回演奏会を聴きに行く。今回の会場は、横浜のメインホールとでも呼ぶべき「横浜みなとみらいホール 大ホール」だ。

 オープニングの2曲は、東京混声合唱団が地方公演でよく歌っている「汽車ポッポ」と「赤とんぼ」。「汽車ポッポ」は、ポッポポッポのリズムを気持ちよく歌いながら、お客さんが呆気にとられているうちに歌いきってしまえば、大きな破綻はないのだが、問題は、ていねいに歌わなければ各パートの技能がしっかり聞き取れてしまう「赤とんぼ」の方だ。アマチュア合唱団の演奏会は、兎角冒頭の曲の出来映えがパッとしないことが多いのだが、どうにかこの2曲は無難に切り抜けて一安心。

 戸塚混声合唱団の演奏は、随分前から聴いているのだが、その都度克服されてきた課題と「現在指揮者が格闘中の課題」が聴こえてくる。星野先生の元、克服された課題は数多いが、未だ先生も四苦八苦されている課題も残されている。高音部のピッチや音色の統一感などは、幅広い年齢層が集まってくる一般市民合唱団にとっては永遠の課題かもしれない。

 第1ステージの最後に、松下耕編曲による「五木の子守歌」が演奏された。転調やダイナミクスの変化をよく表現し、メリハリの利いた好演!拍手!!