オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

桑田の歌がいつもそこにあったっけ 7

いつか何処かで(I FEEL THE ECHO)

1年限りという期限付きであった「KUWATA BAND」の活動に終止符を打ち、次に桑田が取り組んだのは、正真正銘のソロ活動であった。ソロシングル1枚目の「悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)に続いて1988年に発売されたのが、表題作「いつか何処かで」である。
 本人自身が完成度に満足しているのも、十分肯ける。日本のポップスがついにここまで辿り着いたのか!と感慨に耽ることができる名曲である。
 この時期、桑田は海外の大物アーティスト ダリルホール&ジョンオーツとも創作を共にして注目を集めているが、それ以上に小林武史とのコラボが目を離せない。プロデューサーとしてキーボードプレーヤーとして90年代の音楽シーンをリードした小林武史が、この時期桑田とのコラボで、こんな素敵な作品を残していることは、何とJ−POPファンにとって幸せなことだろう。