オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

音楽で飯が食えるのか?ー4 音楽を志すということ

 演奏家を目指して、音楽大学で学ぶ。でも、膨大な卒業生のうち、実際に音楽演奏だけで「飯を食っている」人が、どのくらいいるのだろう?大概は、演奏活動の傍らで「先生」をしながら、生活の糧を得ているように思う。

 気の合った仲間とバンドを組んで、活動する。路上ライブ・ライブハウス。インディーズと階段を昇ってきて、メジャーデビューへ。オリジナリティーを確保しながら、「音楽で飯を食べる」立場に行き着くための一つのルートだろう。ゆず、コブクロ、最近では、いきものがかり・・みんな始めは、路上だった。
 どこかで趣味としての活動から職業としての仕事へという決断が彼等の過程には、あっただろう。「自分の作った曲を、多くの人に聞いてもらえれば、それでいい」という純粋な気持ちが、結果として「自分の音楽で飯を食べていく」生活につながっているパターンなのだろう。マイナーからメジャーへと成り上がっていく過程での苦労は、語り尽くせないものがあるだろうけれど、ある意味幸せな形のようにも感じる。