オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

今、歌っている曲 2ー1

 歌を歌う人数によって、音楽の教科書では「独唱」「重唱」「合唱」「斉唱」という形態があることを教えている。
 ここでもう一つのくくり方を提案してみたい。それは「だれと?」という分け方である。それは「家族」「友達」「合唱団仲間」等々に分けることができるだろう。でも、その中に「ご近所」「まちの音楽仲間」というくくり方を付け加えてみたい。
 日曜日毎に教会に集い、皆で合唱する慣習がなかった日本では、地域の仲間が集まり、ともに歌を歌う文化は「学校」おいて醸成されてきた。学校内の文化活動を代表するかのような「校内合唱コンクール」(まあ、この行事については、学校を卒業しても歌い続けたいという意欲の持続につながっているのかどうかという成果は、未知数の部分がありそうだが・・)もう一つは、PTAコーラス活動である。もともとはPTAの代表的な活動分野である「成人教育」の部分が、発展して受け継がれていると考えられるのだが、まだ子どもが小さく、合唱団に参加したいけれど家を空けられないお母さんたちに「合唱する」場を提供してきたことは間違いない。