オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

 東洋大の強さ・速さが他を圧倒した感がある今年の箱根駅伝。親戚と連れだって3日復路の応援に、藤沢駅周辺まで出かけて行った。
 付近には青山学院や明治の幟旗が立ち並ぶが、連れだった親戚は、いずれも弱小国立大学の出身者なので直接母校を応援するという熱い志は、残念ながらない。ただ力一杯走る若者たちを純粋に応援したいという気持ちだけである。ちょうど応援していた場所の横に、山梨学院大の関係者の方がやってきた。何でも箱根出発から要所要所で応援するべく、電車で先回りしているとか。また箱根の前日には、選手を激励すべくホテルを貸し切り、壮行会を開いている由。気合いの入り方がまるで違う。
 箱根駅伝の応援に行き始めたのは、大学の頃からだったろうか?その頃は辻堂に住んでいて、浜見山の交差点まで雪が降っている寒い正月も応援に出かけていた。まだ日本テレビでは放映されていない時代で、NHKのラジオだけが、選手の様子を知らせてくれていた。走る選手の後からは、監督が自衛隊ジープで声をかけていたのを覚えている。たしか瀬古選手が、走っていた時代である。もちろん学生の頃からめちゃくちゃ速かった記憶がある。
 戸塚のドリームハイツに移り、子どもがまだ小さかった頃は、あの渋滞で有名だった原宿交差点まで、出かけていた。まだ小さかった子どもを抱きかかえての応援で、読売新聞の応援旗を飛ばしてしまったこともあった。
 そして、今はコースからやや離れた所に住んでいるので、以前のように散歩がてら応援に出かけるわけにはいかないが、親戚が集まるついでに、応援に出かけているのである。