オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

電車の運転士を夢見て、幼少時を過ごしていた。
ビジネス特急こだまが、東海道線を疾駆し、
東京ー大阪間が日帰り可能になった頃、
おもちゃ屋さんの店頭には、  夢の超特急と名付けられた子どもが馬乗りになって遊ぶことができる巨大なブリキのおもちゃが置かれていた。
小生もそのおもちゃにまたがって遊んだくちなのだが、
後で考えると、0系新幹線とは、随分異なる形状をしていたようだ。

だから新幹線の開通式の朝は、テレビの前で、東京駅発から新横浜を通過し、しばらくの間テレビに釘付けだった。たしか小学校に行かなければならず、途中から学校へ行ってしまったが。

子どもの頃の自分が憧れていた電車がもう一つある。
それが小田急ロマンスカーである。
電車は元来が地を這う龍のごとくかっこいい造形物だが、
中でも小田急ロマンスカーは、群を抜いてかっこよかった。
狭軌線路における世界最高速度を記録したSE車
小田急ロマンスカーと言えば展望席という位、イメージが定着したLSE車。どちらも新幹線に勝るとも劣らないかっこよさだった。

歳月は流れ、ロマンスカーの流れを引き継いできた10000系、20000系の車両が引退することとなった。
最近はもっぱらSLばかりを追いかけて、電車系のイベントには、
足が向かなかったのだが、小田急ロマンスカーとあれば、
話は別である。
3月24日に海老名で開かれていたイベントに行くことにした。