午前中はヘンデル室内合唱団へ
相変わらず男声アルトというおかしなパートを歌う。
途中Hが出たり、Gisが連続したり、
実質は一人でこのパートを受け持っているのだが、
今日のように昨日の疲れが残っている場合には、気をつけないといけない。
喉に負荷がかかるような歌い方をすると途端に声が出なくなってしまうのだ。
それでもアリアンナの嘆きという
このマドリガルの面白さの入口が少しは見えてきた気がする。
和声のぶつかり方でDとDisがちょくちょく当たっているところで
金川先生が作曲者モンテヴェルディに対するジェズアルドの影響を指摘する。
王侯貴族で殺人犯で作曲家のジェズアルドについて
精神面の不安定さが音楽表現に現れているとの話は、
時代を経て、ロマン派のシューマンあたりにも
共通しているように思う。
もう一つ男声合唱を聴かせたい部分で
イルディーヴォの話が出た。
ポップスとクラシックを合わせたポペラが売りの
世界的な人気グループだが、
今度ぜひ聴き込んでみたい。