オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

日曜日の朝は、8:00からTBSのサンデーモーニングを観ている。実際に大臣や政治家を招くことはせず、あくまでも第三者である評論家諸氏がコメントを述べ合う構成が、結局大切なことは話すことができない当事者よりも、視聴者への説明としては有効な気がして好感を抱いているからだ。もう一つは、スポーツコーナーの喝とあっぱれが好きで、大沢親分と張さんの時代から今の張さん+ゲストという組み合わせになってもずっと見続けている。ちなみに最近ノムさんがこのコーナーにデビューしたのだが、周囲と微妙にかみ合っていない感じが、それはそれで面白かった。野球博士のノムさんにサッカーの話を仕向けてはいけないのである。
さて「133km怪速球」に続いて山本昌の「継続する力」も読んでみた。小説家と違い、まどろっこしい修辞や言葉の裏を読む手間が不要なので、どんどん読み進めることができる。内容は一部前書と重なる部分もあるけれど、200勝当時よりさらに数年が経過し、ほとんど孤高の存在になった現在の心境がより詳しく書かれている。この本を書いて後、今年5月さらに先発投手として勝利をあげているので、またまた記録更新中である。
投手としての緊張感との付き合い方や現在のゲンのかつぎ方など、逃げ出したくても逃げるわけにはいかない場面に追い込まれてしまうことが多い人にとって、参考になる部分があると感じた。