オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

草津 よいとこ 一度はおいで 一泊旅行7

草津 よいとこ 一度はおいで 一泊旅行7

小布施駅で下車。まず始めに、蕎麦屋の親父さんが薦めていた岩松院の「八方睨みの鳳凰」をタクシーに乗って見に行くことにした。畳二十一畳分もあるという巨大な天井画は、江戸時代の作品とは思えないほど、色鮮やかで、そこにはど迫力の鳳凰が描かれていた。
見る位置を変えても睨みつけているように見えるのが、画題の理由だろうけれど、立つ位置によって、それなりに見え方が違うのが面白かった。
さて、もう一つのお目当ての北斎館へは、シャトルバスの時刻まで、待つのが惜しく、炎天下1.7kmを歩き、汗だくになってしまった。歩くのが遅くなったと奥さんに言われる。
北斎館の展示は「富嶽三十六景」がメインで、まるで奇を衒ったかのようなユニークな構図や人々の躍動感を感じる描写に改めて感心する。映像で肉筆画や小布施と北斎との関わりについても紹介していたので、北斎について幾分詳しくはなったと思う。
牡丹の蕾を眺めている男の絵や季節の草花を描いた絵などは、現代の作品と見間違えてしまうほどにリアルで、天才の卓越した画力に驚かされた。
北斎館を出て、駅で小布施名物?栗のソフトアイスを食べ、帰途に着く。帰宅は21時過ぎだろうか?





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