森と水とロマンの鉄道は、磐越西線のコピーだったっけ。山都から大山祇神社のある野沢までのドライブルートは、まさに森と水とロマンの道で、阿賀野川の雄大な流れと周囲の美しい森との調和が素晴らしい。おまけに対向車は来ない。人は歩いていない。信号はない。ほとんど公道を独り占めしているような気分で走ることができたのです。神社が近づくと道の脇に幟が立っていて 福が満開 福のしまと書いてある。まったくそうであってほしいと思う。
ところでこの神社を訪ねたのは、亡くなった親父が兵隊に召集される前、祖母がここにお参りに来ていたという話をば憶えていたからで、結局親父が戦地に行く前に戦争が終わり、結果として私が生を受けている。三年続けてお参りすれば、一生に一度どんな願いも聞き届けてくださるとのこと。家族一同のお守りをいただいた。
さて、本来なれば山頂の本社にお参りしたいところだが、夜行日帰り撮り鉄旅の悲しさ、今回は途中の不動滝まででお許しいただくことにしました。
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