名湯草津温泉でプチ湯治5

草津温泉滞在5日目、最終日は台風が四国に上陸した影響で、一日中雨の予想。雨が断続的に降り続いているので、今日の朝散歩は中止。
ところで、そもそもプチ湯治とか言いながらやって来たが、たった5日間とはいえ一体どのような効能がみられたのだろう？まず草津の湯は、殺菌性が強いため皮膚炎に効くという。昨日「大滝の湯」で話した御仁はバラのトゲが刺さった痕が僅かの間に変化したと言っていた。私の皮膚炎は、右手親指のタコと頭の痒みくらいだが、かけ湯しているだけの頭はいつものような痒みがない。これが一つ目の効能かな。次に動脈硬化や高血圧にも効くというが、これはあちこちの温泉で効能として掲げているところが多い。ただ新陳代謝が活発になってきたのは、実感できた。溜まっていた老廃物が尿として身体から排泄されている感じだ。昨日の午後などなぜか一時間おきぐらいにトイレに行っていた。肩こりも効能書きに書いてあるが、寝かたが悪いせいなのか？現時点ではあまり効果がわからない。昨年秋に、かなり腰が痛くなり、ふだんは骨盤ベルトを巻いて暮らしているのだが、腰の様子も今後次第と言ったところ。
全体としてはエンジンのオーバーホールとまではいかなかったが、定期点検的なメンテナンス効果は十分だったと思う。日々の記録を読み返すとほどほどに動き回っているようだが、何も書いていない時間はほとんど寝ているか、本を読んでいただけなのだ。休みの日であっても、家にいてはここまでごろ寝を決め込むことはできなかったろう。
お世話になった山口荘をチェックアウトして、今回の旅行最後の入浴「御座の湯」へ。ここは、湯畑の目の前にある有料温泉で、湯畑源泉と万代源泉の二種類のお湯を体験できる。ありがたいのは、二階の大広間が開放されていることで、風呂上がりに湯畑を眺めながら身体を休めるにはちょうどいい。これで宿以外に6ヶ所の風呂に入り、例の券を使って、三ヶ所の温泉を全て巡ったというわけで記念のミニ賞状をいただいた。滞在中5日間で、宿に6回、宿以外で6回の計12回入浴したことになる。湯畑脇の蕎麦屋と土産物屋に立ち寄り、職場への土産や湯もみちゃんのクリアファイルを買った。