オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

ベイマックスを見に行く

ベイマックスを見に行く

日本人はロボットが大好きだ。正確にはアンドロイド型のロボットが大好きなのだ。鉄腕アトム鉄人28号の時代からASIMOやペッパーが開発された時代まで、ロボットに強い親近感を抱いてきた。そしてロボットの機能に人間ができることを求めていたのは間違いないだろう。
さて、私の体型がベイマックスに似ていると言うだけの理由で、妻とベイマックスを見に出かけた。空中を飛行するシーンでは、トトロに乗って飛行するシーンが。ベイマックスの戦闘モードでは、シャアが乗っていた赤いモビルスーツ(シャアザク)が彷彿させられた。フレッドが着用している着ぐるみは仮面ライダーだったかどこかに出てきていたキャラだ。話の終盤でベイマックスが、犠牲になる場面も鉄腕アトムが最終回に太陽に突っ込むシーンを思い起こさせる。これら場面の随所に日本的な風景が現れるのは、製作者による日本への憧憬ととらえてよいのかもしれない。
ストーリーはディズニーアニメの常道で、極限まで観客の感情を揺さぶりながら、ある時はメチャメチャに加速し、ある時はテンポを落としながらジェットコースター的に展開するが、最後にベイマックスがいなくなってしまったあとにデータがベイマックスの残された手に握られていたという場面が実に泣かせる。日本のアニメ業界が金さえあれば、やりたかったことをディズニーがやってしまった感じなのだ。









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