オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

今年も草津温泉でプチ湯治3

今年も草津温泉でプチ湯治3

三日目は今回の旅、最大のイベント=おう仙の滝ハイキング。私たちは宿から歩いて出かけたのだが、もし車の便があれば車の方が断然良いでしょう。看板を見て入り口を確かめて、大通りから曲がるが、そこから滝入口の駐車場までが、かなり長いのです。それから気持ちの持ちようだけれど、熊除けの鈴はあった方がよさそうです。どうもそれらしき排泄物が道に落ちているので。
日頃の運動不足が祟って、下り坂では膝が笑うし、登り坂では息が切れるし、背中は汗だくだし、情けないくらい大変だった。けれどその大変さに引き換えてでも、この滝は一見の価値がある。昨日の夕立ちの影響か、水量が多く滝に近づけないし、向こう側に渡ることもできなかった。それでも赤い岩肌をサアッーと水がうねりながら落ちていく様は絶景である。それも幾筋も不思議なカーブを描きながら、落ちていくのである。もう一つの奇観は、滝の背後の穴。プログレッシブロック華やかなりし頃「クリムゾンキングの宮殿」というLPジャケットがあったが、その絵のごとくまるでデフォルメされた人の鼻の穴のような不思議な穴が開いている。

さてフウフウ言いながら、駐車場まで登ると、先程すれ違い、最後は追いついてこられたご婦人が「よろしければ温泉の方まで乗って行きませんか?」と声をかけて下さる。渡りに船、登り坂に車とばかりに、ありがたく温泉の近くまで送っていただいた。本当にありがとうございます。
シャツがぐしょぐしょなので、土産物店でぐんまちゃんTシャツを買い、湯畑目の前の山本館の日帰り温泉に入る。いかにも由緒ある建物とお風呂でした。「山茶郷」というお店でカレーを食べて、宿に戻る道すがらソフトクリームで渇きを癒し、今日のイベントは無事終了。

午後は、けたたましく雷鳴が轟き、凄い夕立ち。一時テレビが受信できずに隣の部屋の方が心配していた。





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