オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

今年も草津温泉でプチ湯治6

今年も草津温泉でプチ湯治6

昨夜は、二人とも早寝してしまったので5時には目が覚めて、今日はバスが出発するまでどこへ行こうか?などと話し合っている。舞茸そばを食べたいとか湯畑横の足湯にひたすら浸かっているとか案が出るが、それで4時間は持たないので草津熱帯園か環境体験アミューズメントまで足を運んでみてはどうかな?と思案中です。
昨年・今年とお世話になった山口荘は、湯治宿である。宿の手料理がとても美味しく、長期滞在が前提なので、宿泊代が安価なのもありがたい。滞在中部屋はほとんど我が家化してしまうが、布団を敷きっぱなしで何時でも横になっていられる宿はそう多くはないだろう。表現はよくないかもしれないが、とても美味しい賄い付き、名湯温泉付きの下宿と言った趣きもある。何よりも好きなのは、湯治宿なので共同生活的に宿泊者同士が、互いに声をかけ合ったり、気遣ったりすることがとても自然に日常化しているということだ。大げさに言えば、高齢化社会に於いて日本人が隣人と関わる有り様を一つの宿で体現していると言っていいかもしれない。
朝風呂でいっしょになった方と少し話したら、1年に一度位いらっしゃっているとのこと。もっと足繁く通われるご婦人方もいらっしゃっるとか。草津は何と言っても涼しいので、夏休みに来ているのだけれど、秋の紅葉もきっと綺麗だろうなとか想像してしまう。
宿を10時前に出て、バスターミナルへ。荷物をコインロッカーに入れる。朝は、これからの時間について、決めていなかったけれど、結局草津熱帯園に入ることにした。始めはちょっと年代物の標本が並ぶ昆虫展示。子どもがカブト虫に夢中になっていた頃を思い出す。しばらく楽しくなってはまっていたのが、お猿さん。子猿が本当に可愛らしいし、猿の世界の序列も何となくわかる。人に媚びるのが上手い猿もいれば、反対にまるで無関心な猿もいる。一日中見ていても飽きないと思ったけど、連れもいれば、時間も限られている。そこで仕方なく?メインの熱帯ドームへ。嘴が黄色い鳥にカピバラ、ミーアキャットにナマケモノ、眠たそうなフラミンゴ。パンダのようなスター選手は少なくても十分楽しい。特に動物の下に添えられている解説が思わず笑いを誘う。途中カピバラのお尻にさわろうとして、同行者から叱られたり、ナマケモノに声をかけたらほとんど動かないことをモットーにしている彼が動き始めたり、結構楽しかった。バスターミナルまでは受付のおじさん曰く「残念ながらタダ」のバスで戻る。一階の「食事どころよし」で、舞茸そばの昼食。

横浜に戻り駅前の中華料理店で打ち上げをして、帰って来た。帰り道はバスが高速道路の事故渋滞で一時間遅れ。JRに乗り換えて今度は京浜東北線が止まり、この次は重い荷物のことも考えて、車で行こうと話し合う。





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