オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

エディジョーンズが教えてくれたこと

イギリスで開催されているラグビーのワールドカップで、日本代表エディジャパンが活躍したことは、周知の通り。今年の輝かしいスポーツニュースの一つだろう。
テレビのニュースでは、例えば五郎丸選手のペナルティキックやトライシーンなど得点シーンしか流れない。しかし、ラグビーの醍醐味はタックルを物ともせず前進する姿や、スクラムシーンの力強さ、さらにはどう考えても勇気のいるディフェンスタックルにあると思うのです。一昔前までの日本ラグビーは、フォワードでは太刀打ちできないのを前提にして、とにかくバックスに展開し、相手の隙間をついて前進するラグビーをやっていたように感じる。大学ラグビーで言えば、早稲田のラグビーだ。
ところがエディジャパンのスタイルは違う。フォワード、バックス関係なしに一人ひとりが一歩でも前へ進もうとしている。またモールやスクラムも強く、密集でも押し負けていない。ラグビーとは、こういうスポーツなのだということを、日本人に再教育してくれたのだ。日本人に新たにラグビーの魅力を教えてくれたエディジョーンズに心から礼を言いたい。