オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

「頑張る」って?〜江戸時代の庶民・町人は?〜

「頑張らなくちゃいけない」と思って、日本人は今日も頑張っている。
ふと思いついたのだけど、江戸時代の頃も日本人は今のように頑張っていたのだろうか?明治に入り、富国強兵、殖産興業を目指した国づくりとそれに向けた教育の中で、「頑張る」ことがすべての前提として刷り込まれてきたのではなかろうか?戦後で言えば、高度経済成長を支える企業戦士育成の中で。
「頑張る」ことをやめてしまうわけにいかない理由は。様々だろう。頑張らなければ、生活が立ちゆかない。頑張らなければ、家族が困る。でもその結果として、頑張り続けることに疲れてしまう人は多いし、その疲れきってしまった人を受け入れ支える社会の仕組みが十分であるとは、とても言い難い。
そんなに無理強いしなくても、例えば労働時間で言えば、一日6時間位が上限。もちろん土日は休んで、夏休みは、二週間。それでも家族でそこそこは暮らしていける収入が得られるような社会ができないだろうか?
冒頭に戻るが、江戸時代江戸に住む庶民・町人は、朝飯前に、身の回りに気を配る。午前中は、仕事で稼ぐ。午後は、傍を楽にする=はたらく=地域ボランティア。そして、夜は明日のために明日備=あそび=リフレッシュしたと言う。何だかうらやましく感じてしまうのは、私だけだろうか?もう時代の針を逆回転させることはできないから、所詮は無理な相談かもしれない。
しかし、新しい働き方を模索する人が、増えているような気がしているので、自分にとってあまり無理のないライフスタイルが工夫できたらよいと思った。