オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

男声合唱団で病院コンサート

今年も、男声合唱団で、病院を訪問し、ロビーで開かれるコンサートで演奏してきました。今回は、自分にとって嬉しいことが一つ。それは自分が編曲したスパイダーズの「夕陽が泣いている」を演奏していただいたことです。作曲も編曲も同じですが、誰も演奏しなければ、それはただの紙やデータに過ぎないわけで、人に演奏していただいて、初めて陽の目を見るのです。花の種が水をかけるまで仮死状態でいることと少し似ている気がします。
さて、病院ロビーには、病室から聴きに来てくださったと思われる点滴を付けた方をはじめ、普段は待合室になっている空間に大勢の方々が詰めかけてくださいました。最近、涙腺が弱くなっているので、この日も歌いながら思わずウッと感極まりそうになる瞬間がありました。感動できること、感動できる場で感動できる仲間といることを、とても幸せに感じています。