オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

702 ボーカロイド合唱団を聴いて、倍音のことを考えていた。

YouTubeVOCALOID合唱団の演奏を聴いてみた。聴いた曲は「Let it go」「キセキ」「ハナミズキ」「手紙」。所詮機械の音と思って聴き流してしまえば、それっきりだが。趣味の問題と言っても、すでにボーカロイドの声を気に入っている人々がいる以上、そう見過ごしてもいられない。
気になったのは、人声に比べて倍音が少なく感じる点だ。わざとそのように加工しているのかもしれないが、人声によるハーモニーの響きの方を美しいと感じる人の方がしばらくは、多数を占めると思う。
将来的には、ボーカロイドも人声に勝るとも劣らない倍音やハーモニーを奏でることができるようになるかもしれない。または、ボーカロイドと生人間のジョイントコンサートとか。ただ人声の方は、そのグループ・合唱団固有の響きを創りあげる活動自体が楽しいのだから、ボーカロイドのハーモニーに引け目を感じる必要はまったくないだろう。
結局は、音の楽しみ方が、さらに広がっていく時代が来ているということなのだろう。