オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

古楽院でミサ修行3


水曜日に薩摩琵琶とハレルヤコーラスを歌い、土曜日は、まず古楽院でジョスカン・デ・プレのミサを歌い、夜は地元に戻って男声合唱。何だかすごい勢いで音楽の世界を旅して回っている気がする。
さて、何かを教えていただく場合には、その先生が何を教えてくれるのか?わかっていないと学習が成立しない場合にがある。
ジョスカンデプレのミサ講座なのだけれど、それを歌う前提としてのフランス語発声発音に対するスキルがある。イタリア語発声が、オールマイティーでないことが、先生の話からよくわかる。身体が鳴る快感に倍音を聴きあう喜びを優先させないと歌えないし、音楽にならないのだ。
Kyrieでは、音符を均一に伸ばすのではなく、メリスマを高低に合わせて、どう歌うか?教えていただいた。先に言葉ありきという教えを薩摩琵琶に続いて今日も聴いた。言葉と歌の関係は、どうやら洋の東西を問わないらしい。