オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

一般参賀見聞記1

今年は、初めて皇居の一般参賀に参列しました。広い皇居前を覆い尽くすように、いくつものブロックに分かれた列が長蛇をなし、受付を通過してから7ブロックの先頭で待つこと およそ45分。暴動やトラブルが起きないのが不思議なくらいの凄い人数が、粛々と宮殿へと歩を進めます。門をくぐり緩やかな坂道を登り始めた頃から、満員電車的な窮屈感からは解放されました。歩いていた時間は15分くらい。宮殿に向かって右側のスペースに誘導されました。
初めての悲しさで、どこに立っていたらいいものか?よくわからなかったのですが、ポイントは、ただ一つ。自分の背丈を考えて見える位置に立つことです。私は、平均身長よりは高いのでしょうが、それでも190cmくらいはある人の後ろに立つと何も見えません。
もう一つテレビで報道される時によく聞こえてくる「天皇陛下万歳!」は全員で唱和しているわけではありません。私のいた場所からは、後ろの方で「万歳!」を叫んでいる方々がいらっしゃいました。
最後に意外に使い方が難しいのが、日の丸の小旗です。受付の前に配っている人たちがいて、いただいたらそのまま入場するわけですが、こちらはほとんどの人が手に持っています。ところが闇雲に振ると後ろにいる人が、視界を遮られて何も見えなくなってしまうのです。自分が参列した11:00のお出ましでは、陛下のお言葉の終わりに合わせて、示し合わせたかのように一斉に振っていました。全員が日の丸を振っているので、その間はほとんど見えません。