オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

物理的に、時間で人生を区切ること1

今日は、成人の日だ。20歳になったから、もう一人前の社会人。責任を自覚し、それぞれの自己実現に邁進するように・・などと成人式では、おエライさんが一席ぶっているかもしれない。
選挙権が18歳からになったのは、ある程度の判断ができる年齢ということだろう。しかし、それは育てられ方や成長の仕方によって、大きく左右される話であって、18歳なら「もう大丈夫」な青年がいれば、もう一方で二十歳を過ぎても「心もとない」人もいるだろう。これは何も選挙権に限らない話で、二十歳は、あくまでも便宜的な法律上の区切りに過ぎないのだ。仕事をしている青年も、学生も、これから自分がどう成長していきたいのか?もう一度立ち止まって、ベクトルの方向を確認するタイミングとして、この成人の日は有効だと思う。
成人式で騒いでいる諸君も、そのエネルギーをぶつけられる目標を、ぜひ他にも見つけてほしい。君たちにとって未成年最後の馬鹿騒ぎなのかもしれないけれど、一人前になるための通過儀礼がそれでいいのか?お七夜、初参り、七五三、入学式、卒業式・・いろいろあっただろうけれど成人式以降、これからしばらくは、まわりが設定してくれる儀式はないぞ。君らの成長に関わった人に対して、何らかの気持ちを表すことが私のオススメだ。