オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

物理的に、時間で人生を区切ること2

高齢者の定義が変わるらしい。65歳〜75歳までを准高齢者として、75歳〜が高齢者。90歳以上は、超高齢者になるらしい。いわゆる健康寿命は、70代前半なので人によって、身体の状態は、かなり違うだろう。
そもそも、高齢者という言葉に対して、中齢者とか低齢者とか言わない。実年世代とか壮年期などということが多い気がしている。言葉そのもののイメージから、老人とかお年寄りという言葉を避けるために、物理的な時間という物差しを持ち出して、ある年齢を境に否応なしにその枠組みに押し込んでしまう意図が感じられなくもない。
要は時間という物差しと、どうやって付き合うか?ということなのかもしれない。組織で働いていると定年という節目が、やがて訪れる。この節目は、誰もが納得して受け入れているだろう。定年がないことによる不都合は多いと想像できるからだ。
また、個人として目標を設定するのに時間という物差しを使うことがある。いつまでに何をやっておくか?ということは、日々の生活でも、一年や数年というスパンでも、よくある話だと思う。それが苦手な人は、見通しが利かないと思われることが多く、反対に得意な人は、要領よく仕事がこなせる人と思われていることが多い。
しかし、それは時間の使い方の話であって、その中身ではないのだけれど。