オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

煽り立てられる夢

自分自身に縁がないから、ひがみでつぶやいているつもりではない。成功か失敗か?の単純な二元論で人の人生を評価したリ、未来ある子どもたちの夢を煽り立てたりしている立ち位置から、遠ざかりたいのです。
富、名声・名誉、地位・・・。それらを獲得するための人生というのが、あるかもしれない。実際ゴーン社長の年収が3社合わせると30億近いとか、ニュースで見ると、やはり唸ってしまう。反対に年金だけでは暮らしていけないという高齢者の話を聞けば、やはりある程度お金は必要だなぁとも思う。しかし、それを人生の目標にするかどうかは、少し角度の違う話だろう。ましてや人を煽ってはいけない。
地位。私は、いわゆる出世という階段から早々と降りてしまった。それも中2階の何とも中途半端なところで辞めてしまった。会社の社長や役所の局長クラスから見れば、とても立身出世を遂げたとは言えない。誰かがそれを私に期待していたなら、謝るべきかもしれないが、それは私にそれだけの気概がなかったということで勘弁してもらおう。
名声はともかく、中世の騎士が目標とした名誉は、少し引っかかる。面倒臭い自我を抱えているので、誇りに少し憧れる部分があるのだ。