オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

なぜ?港南台に高島屋があるのか? ぼくのマイタウン論2

ある時、洋光台と港南台の街づくりの比較で、洋光台は駅周辺の人が駅から他の街へ移動しやすい街づくり。港南台は、もう少し広いエリアの人がバスで港南台にやってきて、港南台で用事を済ますことができる街づくりと、社会科の先生がおっしゃっていた。
栄区の桂台、犬山、上郷ネオポリス、みどりが丘。野庭団地。実際、徒歩圏外からバスで港南台にやって来る人は多い。しかもバスは遠回りしたり、渋滞名所に巻き込まれたりするので、休日には高島屋前の交差点が駐車場に入ろうとする車の列で渋滞するのは、毎度おなじみの風景になっている。
ただ、新興のベッドタウンならではの物足りなさもある。左党には、気安く暖簾をくぐれる店がまだ少ない。上大岡やこの手の店が軒を並べる大船の比ではない。駅を下りたら観念して、お行儀よく自宅に向かう人が多いのだろう。あと飲食店では、何となく時間を潰せるような非生産的な喫茶店があまりない。港南台の人はそれほどヒマではないらしい。
我田引水だが、音楽に親しむ人は多いだろうが、地元で活動しているグループは、それほど多くないだろう。合唱で言えば、PTAコーラスが名称変更した混声合唱団と我がアカペラシンガーズが、混声で活動しているグループで二つである。
映画館は、可愛らしい港南台シネサロンがあるけれど、画廊は未だどこにあるのか分からない。文化面でも発信拠点として、成長を期待したいところだ。その点、東戸塚駅周辺のFM戸塚の取組は、街づくりに一役買っていて、参考になりそうだけれど。