オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

セントオラフ合唱団を聴きに行く。

最近、半径2km以内が生活圏になっているので、久しぶりに電車に乗った。たったそれだけでも楽しい。
セントオラフ合唱団は、FBでコンサートが横浜で開かれることを知り、出かけることにした。アメリカを代表するアカペラの響きが楽しみだ。今月は、グリーの還暦ステージにアカペラライブなど演奏が続くけれど、音楽への感性を新鮮に保つためには、演奏を聴きまくるしかないだろう。

コンサートは、全体が四部に分かれていて、一部から三部までは、ルネサンスから現代までの、いわゆるアカデミックな合唱曲。アカペラの純正な響きが実に心地よい。気負って鳴らしにかかる音楽づくりではないけど、ルクスエテルナのfでは、みなとみらい大ホールが鳴っていた。
四部は、荒城の月やソーラン節を含むポピュラーな曲。アメリカの曲では発声もリラックスして、楽しんでいるのが伝わってきた。
105年の歴史を誇る合唱団は、日本にもある。セントオラフ合唱団同様、指揮者も何代にわたって引き継がれている。蕎麦屋が伝統の味を守るように、次の世代がその合唱団独自の倍音を引き継いでいければいいのだろう。簡単な話ではないが、合唱を愛する一人として心していきたい。