オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

解散選挙に想う。

先日、衆議院が解散し、選挙となった。何を問うているのか?よくわからないが。それ以上に政党の右往左往がさらにわからない。政権交代のためには、何でもやるらしいが、選択肢を示して初めて現行政権の継続を望むか?政権交代を望むか?判断できるわけで、新党希望の党は「しがらみのない寛容な改革保守政党」などと言っても、具体論は、原発ゼロくらいしか見えてこない。対立軸が不明確な解散の問題が、ここにも見えてくる。
消費税の使い道を変えることで、財政再建への道筋をどう描くのか?北朝鮮対応は、どの政権になっても、日本側のカードが手詰まりなのは変わらないだろう。敢えて対米追随の圧力路線から対話路線への変換などと言い出せる政党があるのか?そして平和の旗印を引き摺り下ろそうとしている憲法改正。平和の旗を掲げていたからこそ信用を得ていた国際関係は、どうなるのだ?
小池さんは、後継者さえ見つかれば都知事を辞して、国政に打って出るかもしれない。キャスティングボードを握るくらいの支持を集めそうな状況は生まれつつあるのだから。しかし、この権謀術策に富んだ政治家の尻馬に乗ることがどれくらい危険なことか?私たちには、慎重な投票行動が求められていると思う。