オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

解散選挙に想う2

想定外の解散に伴い、想定外の事態が起きている。その中で私が最も心配していたのが、希望の党から拒否された旧?民進党の皆さんである。彼らこそが、国会で現政権の危うい政策や立法に待ったをかけようとしていた、なくてはならない勢力であり、彼らなくしては、日本がますます危なっかしい国になってしまう。そんな余計な心配をしていたら、枝野氏を中心に立憲民主党ができた。ほっと一息である。

平和憲法を守る、安保法制に反対することを現実的でないと感じる人は多いだろう。しかし、理想や未来を語らないで、どこが希望なのだ。私たちの希望とは、平和な戦争がない世界という理想であり、格差に苦しむ人々を減らす政策の実現だ。現政権において富の分配は極めて偏っており、格差の拡大は次世代に引き継がれようとしている。

昨日できたばかりの新しい党には、民主党時代に政権の中枢にいた人が何人もいる。万年野党のように「反対のための反対」に終始しない、日本が本当に必要としている政治思想や信念について、新たな問題提起を期待したい。
選挙は未来を選択する行動だ。現実がこのまま続くことを容認していいのか?それともより暮らしやすい、安全安心な国への変化を期待するのか?投票日まで、考え続けていたい。