オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

現代リーダー雑感3 晋三と百合子

一発屋小池百合子は、一か八かの賭けに出て、時には成功し時には失敗を繰り返してきた気がする。当たれば、都知事選とその後の都議選のように大勝ちであるし、外れた際の有り様は、今回の希望の党に象徴的だ。環境大臣クールビズは当たった方で、こういう目立ち方をマスコミは好んで取り上げるので、地道にコツコツ型の政治家からは心理的に距離を空けられたこともあるだろう。
都知事選は、豊洲・オリンピック・都議会のドンと都合のよいターゲットが何枚も並んでいたので、優位に選挙戦を進め、都知事の椅子を掴んだ。人々のモヤモヤ感にわかりやすい答えを出すことで(正答とは限らない)、とりあえずの支持を獲得する手法だ。少し危なっかしいし、事実就任後解決への段取りに手間取っていることが、事の困難さを表している。
希望の党の代表から下りるというが、ならばなぜ?この党を立ち上げ、政権交代を目指したのか?「今回は、賭けに負けたのさ。」では、済まないだろう。彼女の本質を見抜けなかった民進党の皆様には、誠にお気の毒である。しかし、自分が付いて行こうとしている人物が何者であるかを、見抜く能力が不足しているとすれば、大いに反省してほしい。