オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

現代リーダー雑感 シリーズ2-1 ドナルドと近平

現在の世界で最も強大な権力者を二人挙げなさいと問われると、ドナルド・トランプ習近平氏の名前を挙げる人が多いと思う。三人になればプーチン大統領が入るかもしれないけれど。
しかし、この二人はかなり対照的である。大富豪の家に生まれ、経営者としても成功を収め、それに満足することなく、おおかたの予想を覆してアメリカ大統領の座を射止めたトランプ氏。方や近平氏は、文化大革命の荒波に揉まれ、少年時代反動学生として4度も監獄に放り込まれたと言う。父親も共産党員であり地方に飛ばされている。
Twitterで日々目立ちっぱなしのドナルドと穏やかな挙動の近平は対照的である。物静かで聴き上手に見える近平も、しっかりと強大な権力を手中にしており、ひょっとすると毛沢東以来のとんでもないリーダーとして神格化されかねない。俗っぽい感情の動きが露わなドナルドと比べ、どちらが安心できるリーダーと言えるだろうか?