連日ニュースを賑わしている朝鮮民主主義人民共和国だが、日本は一蓮托生的に彼の国へ対応する運命をアメリカに委ねてしまっているので、ホワイトハウスの動向がきになるのは当然だ。しかし、そのホワイトハウスが一縷の望みを託しているのが、中国の習近平氏なのである。この緊張した雰囲気の中で、中国とロシアの動きは鈍い。朝鮮民主主義人民共和国が、中国やロシアに向けてミサイルを撃つことはまずありえないからだ。ミサイルは日本海方向あるいはグアム島方向へ飛ぶのだ。
だから対話解決の方向を模索しているように見える。そして万が一戦闘になっても、その結果自国に有利な結果をもたらしたいのだ。だから金正男氏の息子を保護しているわけだし。傀儡政権だって不可能じゃない。
世の中誰も戦争を望んでなんかいないので、大人気なさが気になるアメリカと泰然自若とした中国とどちらに信用が集まるか?結果は明らかであろう。