不安定だからこそ前進しなければならない。ちょうど自転車がこぎ続けなければ倒れてしまうように。
人生の二刀流には、様々な人がいる。作家なのか政治家なのか?青島幸男や石原慎太郎。コメディアンか映画監督か?ビートたけし。古くは、医者で作家の森鴎外。同業で歌人なら斎藤茂吉。最近では、セカオワの沙織さんが、直木賞にノミネートされたニュースとか。
才能のキャパシティが大きい・・は、正しい見方だが、それは結果論であって大きくなってしまったというのが、正しい理解だろう。自分という苗床に数種類の種を蒔いて、そのうちの幾つかが芽を出す。普通は教育の過程や就職、仕事の多忙化などで間引きされるが、そのまま育てていったら、巨きな木になってしまったのだ。
人生、いろいろな場面で幾つかある選択肢から、一つを選び、そのことにより他の選択肢を選んだ場合の可能性は極めて低くなるのだけれど、あくまでも優先順位ということにして、二番目や三番目に置いておく。そんな選び方があってもいいだろう。