オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

豆腐のような頭脳考1

「頭が柔らかい」は、褒め言葉だろうか?その場合、柔軟な思考がいろいろな問題や局面に対応できることを指している。しかし、同時に柔らかさとは崩れやすさと同義な気がする。
そもそも頭脳は、環境により何かしらに特化して育ってしまうのだから、バランスのよい頭脳はあり得ないし、幻想に過ぎない。天才キッズとかちやほやされても、それはたまたまその方面に特化した能力が備わっただけであり、羨ましがるのは人の自由だけれど、劣等感を抱く必要などまるでない。
例えば、私が子どもの頃などは、運動が出来る子がヒーローで、運動が不得手だった私などは劣等感の塊だった。背は小さい、足は遅い、泳げない、ドッジボールは逃げてばかりだったからだ。ところが、最近はかなり相対化していて、中学受験の影響だろうか?勉強が出来る子もほどほどに認められつつある。勉強が出来る=頭がいい、ではないと思うが、手っ取り早くそういうことにしてしまい、いかにも将来有望かのようにチヤホヤするのは如何なものか?