オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

ジェネレーション・ギャップをどうまたぐか?2

知らない、自分は関わらない…では済まなくなることは、自分が体験した60年の中でも結構ある。

まず、子どもの頃のテレビ。もちろん白黒だったけれど、力道山プロ野球ララミー牧場とかを家で見ていた時代。個人の価値観を超えて、物が家庭に押し寄せてきたのだ。いわゆる三種の神器とか3Cの時代。
次に大きな波は、その30年後やって来た。Windows95の発売によって、パソコンの市場が大きく拡大し、ワープロ和文タイプライターは淘汰されてしまった。仕事はペンを握るのではなくて、キーボードを打つ作業に変わった。当時自分は40歳前後。パソコン研修は必修で、ちょっとした文書編集を教わったけれど、パソコンにうまく適応できなかった同僚は上の世代を中心に確かにいらっしゃった。当然その先輩方は手書きを通したわけだ。
三番目がガラケーからスマホへの変化かなぁ。大概の情報のやり取りは、パソコンを開かなくても、スマホで出来るわけで、まだ過渡期だろうけれど、そのうち淘汰されてしまう気がする。

つまり、これが時代の進歩ということなのだろう。精神活動の方は、どうなっているのか?怪しいが、少なくとも物資的にはこれだけ変化してきた。そして、その過渡期に確実にジェネレーションによる対応の差はあっただろう。自分が生きている間に、まだまだ大きな変化はやってくるだろう。そのスピードに自分は対応できるのだろうか?