オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

こんなことしか教えてこなかった3

きっとこんな時代になる。それがわからない。占い師や予言者ではないし。 ん?AIに予測してもらいますか?
私が子どもの頃は高度経済成長期がしばらく続くと信じていた人が多かったと思うが、その後のバブル崩壊と失われた20年を予想した人は少ないはずだ。
情報化社会は予想通り実現した。ではこれだけ情報量が多い環境を、どう活かしていくのか?それはよくわからない。現状うまく活かせている人は、きっといい仕事をしているはずだ。
環境や世界平和、人権等に関する諸問題は、相変わらず未解決。希望ある未来を次世代見渡せないことを、もっと真剣に反省していい。

YouTuberが、憧れの職業になるとは、これまたほとんどの人が予想できなかったように、未来の仕事、いや何をして生きていくか?が、よくわからない。

だから、あまり断定的にこうなるはずだと思いこまない方がいいと思う。バブル崩壊の前に、一体誰が長銀が無くなることを予想できたか?最も安定している、エリート企業が瓦解してしまったのだから。

教育を受けることが、即ち未来を保証することとイコールでない。しかし、それでも子どもたちに未来を語るべき、それこそが本務である教師は、子どもたちが大人になる頃の予想を元に、きっと役に立つと信じて、いくつかのネタを用意すべきである。
子どもたちは退屈な教科書の勉強より、教師の脱線話に含まれる小ネタの方をずっと覚えていてくれるのだ。
それが、こんなことしか教えてこなかったことへのせめてもの罪滅ぼしになるかもしれない。