オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

バレる借り物、伝わる本物

本物・本気は伝わる。けれど借り物はバレる。
音楽は、特にバレる気がする。
作曲で言えば、バッハやベートーヴェンを真似してみても、習作以上の意味はない。
歌声も誰かに教わった技術をその通り真似しても、それは誰かのコピーでしかない。要は自分がどう歌うのか?にかかっている。借り物の技術で歌っている合唱団の何と多いことだろう!
本物・本気と急に言われても、どうすればいいのかさえ忘れてしまっている。そう本気になるなんて、幸か不幸か日常生活では必要がない時代に生きているのだ。
歌で言えば、まず腹に力を込めること。喉をしっかり使うこと、あとは気合かなぁ。

楽しければいいじゃんという言葉に幻惑されて、楽しい気になっているのは、時間の無駄で何一つ成長しない場合さえある。本当に楽しいとは、自分が本気になって変化成長を遂げた瞬間に訪れるものだと思う。