オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

手書きたて書きで行こう!

手書きは、達筆悪筆を問わずオリジナルである。
日本語は、文字の仕組みからして、どう考えても、本来はたて書きのはずだ。

○パソコン、ワープロに身売りしてしまった手書き文字

もう30年くらいになる。和文タイプライターワープロがとって代わってから。
私のようなミミズ文字にコンプレックスを抱いていた者は、こぞってワープロを求めた。自分の変な文字は、ワープロ明朝体やゴシック体になる書き換えてくれた。
かくして手書きで文字を書く時間は、減っていき、今に至る。それでも私は、教員をしていたので、黒板にはチョークで書いていたけれど。

○たて書きの存続を考える。

ひらがな、カタカナ、漢字、日本語を表記するこれらの文字は、原則上から下へと書き進む。だから、漢字を使う言語は、たて書きなのだ。
なぜパソコンに頼るのか?データ化できる。情報量が多い。そして悪筆を人目に晒さないで済むなどメリットは、手書きを遥かに凌ぐ。
しかし、仕事以外、例えば年賀状の宛名書きなどから、プライベートは手書きを復権させてはどうだろうか?
それだけで自分以外には書けない手紙側も出来上がるのですが。

○子どもたちに勧めていること。
初めて毛筆を始めた頃、何を教わるか?その一つに字の中心を揃えるというのがある。
これは横書きでは、できない。たて書きだからこそ字の中心を揃えて書けるのだ。
私も含めて、この辺りから手書きを整えてはいかがでしょうか?